洗い桶にためた米ぬか

重曹ではお金の節約は難しい

重曹deシンプル家事の基本アイテム重曹を使って食器洗いをすれば、食器だけでなく、シンクや排水口の汚れも毎日少しずつですが、重曹の力で自然にお掃除されます。

しかし、重曹を毎日の食器洗いに使うとは、お金の節約にはなりません。重曹の使用量と合成洗剤の使用量の違い、重曹の単価(大さじ1杯あたり約2円)と合成洗剤の単価を比べると当然です。

合成洗剤を使うお金やすすぎに余分な水・お湯を使わなくてよいという面では水道代やガス代の節約になるかもしれません。でもその節約できた水道・ガス代では、重曹やせっけん、お酢代にはなりません。

「お米のとぎ汁」で重曹代の節約に挑戦

そこで私は、毎日の食器洗いに、お米のとぎ汁を使います。和食など油汚れが少ない日の食器洗いに、お米のとぎ汁を使います。

お米のとぎ汁は、流して捨てるだけのもの。お金がかかりませんお米をとぐ時にとぎ汁を洗い桶にためておけば、手間もかかりません。

お米のとぎ方

ところでお米をどうやってといでいますか?いくつものとぎ方がありますが、私は次のようにといでいます。

  1. お米を入れたボウルに、まず水を入れてすぐに*水を流します
  2. 水が切れたら水のない状態でお米をとぎます。※粒どうしを軽くこすり合わせるイメージです。
  3. 再び水を注いで、お米と水を軽く混ぜ合わせたら、すぐ*に水を流します
  4. この「水を注ぐ⇒水を流す⇒研ぐ」の作業を3~4回繰り返したら、完了です。

*「すぐ」にお水を流す理由は、お米がとぎ汁を吸わないようにするためです。

この時に流すお水を捨てないで、桶に貯めます。このお水が「お米のとぎ汁」です。

「お米のとぎ汁」で食器を洗う

食べ終わった食器はお米のとぎ汁を貯めた桶に漬けておきます。汚れをふやかした方が洗いからです。ギトギト油汚れの食器は漬けないか、漬ける前に拭き取っておくと、油汚れが広がらずに楽です。

お皿を洗う時はお米のとぎ汁の中で洗うと、とぎ汁を何度も使えて無駄がありません。 とぎ汁をスポンジに吸わせてお皿をこすってもOKです。あとは水(冬はお湯の方が良い)で流すだけ。

「お米のとぎ汁」で洗った結果

油のついたボウル

上の写真はサラダにドレッシングを和えた油でギトギトのボウル。 でも、下の写真を見ていただくとわかるように、油でギトギトのボウルもきれいになりました。

洗い終わったボウル

さすがにドレッシングは油分が多いので、とぎ汁を吸わせたスポンジで洗う作業を何度か繰り返しました。さらに、洗い流すときにはお湯を使いました。

樹脂製のボウルやタッパーは、油の落ちが悪いですね。だから私は、ガラスや陶器の器を好んで使います。ドレッシング作り、和え物作りだけでなく冷凍にも。耐熱ガラスの薄手の容器は割れるのも心配なので、適当に使い分ける感じで^^