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カビは、重曹が苦手

重曹は、弱アルカリ性の物質です。この重曹を毎日、洗濯のたびに洗濯機に入れて使っていると、洗濯中の洗濯槽は、弱アルカリの環境になります。これがポイント。

黒かびは、弱アルカリ性の環境が苦手。洗濯のたびに、重曹を洗濯槽に入れ、洗濯槽が弱アルカリ性の水でいっぱいにしていると、黒カビはじわじわと弱っていきます。

その結果、やがて少しずつ、黒カビは洗濯槽からはがれ落ちていく。これが、重曹洗濯=洗濯機のお掃除のカラクリです。

もっとも、重曹洗濯を始めるまでにたまったアカやカビは、毎日の重曹洗濯でも簡単にクリアーにはなりません。そんな汚れが気になる場合は、酸素系漂白剤を使う掃除方法を試してください。

ビネガー(お酢)リンスで、石けんカスも落とす

石けんカスは、それ自体が白っぽい膜のようになり、洗濯槽の汚れとなります。さらに、石けんカスはカビのエサになるので、カビが元気に増える(=カビ汚れ)原因にもなります。

重曹洗濯では、仕上げの2回目のすすぎでビネガー(お酢)を入れることを薦めています。このすすぎにビネガー(お酢)を入れる作業によって、洗濯槽に残る石けんカスを溶かすことができます。

毎日の洗濯の仕上げにビネガー(お酢)を使うことで、この石けんカス汚れとカビ汚れを防止することができます。

普段から気をつけると差がつくこと

私は普段、洗濯機を特に手入れしていません。せいぜい、操作パネル部分を拭くぐらい。

ただし、一つだけ気をつけていること。それは_洗濯機の蓋を開けておくことです。

カビは、湿気が高ければ高いほど元気で増えます。洗濯機の蓋を閉めていると、洗濯で洗濯槽内部についた水分がそのまま残り、洗濯機の内部は湿度が高い状態になります。

洗濯機の蓋を開けておけば、少しでも洗濯機の内部の湿度を下げ乾燥させることが出来ます。だから、洗濯が終われば、洗濯機の蓋を必ず開けておくことは、意識して守っています。。