重曹と石けんを入れた洗濯機

重曹洗濯の方法

  1. 洗濯機に重曹を1/2カップ*入れます。
  2. 水をはります。おふろの残り湯を使うと、お水を有効活用できて環境にやさしいです。
  3. 決められた量の半分~70%の洗剤・せっけんを入れます。
  4. すすぎは2回設定にしておき、2回めのすすぎでお酢(ビネガー)を1/2カップ*を入れます。
*重曹・お酢(ビネガー)の量は約50リットルを基準にしてます。それより少ない水量の時は重曹の量も減らしてください。

重曹を入れるタイミングが命

重曹は、石けんを入れるより前に洗濯機に入れてください。この手順は必ず守ってください。

重曹洗濯のメリットで書いた、石けんカスの発生量を少なくするという効果は、重曹で軟水になった水を洗濯に使うことで得られます。だから、石けんを入れる前に、重曹で水を軟水にしておくことが大切です。

お酢はリンスのために入れる

すすぎで、ビネガー(お酢)を入れると、ビネガー(お酢)が衣類に残っている石けんカスを溶かしてくれます。

石けんカスが衣類に残っていると、衣類の黄ばみの原因になります。この石けんカスをビネガー(お酢)で溶かし、衣類に石けんカスを残さないようにするために、ビネガー(お酢)でリンスします。

また、ビネガー(お酢)によって溶かされた石けんカスは、油分となります。この油分が、衣類の繊維を乾燥から守りツヤを与えてくれます。

ビネガー(お酢)は洗濯槽に残っていた石けんカスも溶かしてくれます。これにより、洗濯槽に石けんカスが付くのを防止します。

1回目のすすぎにも、重曹を入れると◎

実は、1回目のすすぎにも重曹を入れるほうが良いそうです。

すすぎに通常の水道水を使うと、水道水に含まれるミネラル分が石けんの成分とくっ付いて新たな石けんカスを作ってしまうからです。1回目のすすぎにも重曹を入れ、水を軟水化させておくと、新たに石けんカスができる割合が減らせるというのです。

特に白系の衣類・布類を洗濯するときには、類の黄ばみ防止のために1回目のすすぎに重曹を入れるようにしたいです。実際にはビネガー(お酢)をすすぎに加えるだけで精一杯ですが。。。